マレーシアの有名な麺料理のひとつ「ラクサ」。
地域ごとに独特の味付けになっているようです。
日本のラーメンにもご当地麺があるのと同じ感じです。
マレーシアで初めて食べたラクサはクアラルンプールのニョニャラクサ。ココナッツミルクが入った濃厚なカレースープです。
「ニョニャ料理」はマレー文化と中国文化のミックス文化から生まれた料理で、美味しいよ!
ペナン島では魚出汁の濃厚スープにパイナップルが入ったペナンラクサ。
このペナンラクサはアッサムラクサのひとつです。
「アッサム」はマレー語で「酸っぱい」という意味!
アッサムボーイという飲み物は酸っぱくて甘くてうまい!
ランカウイ島では魚出汁でスープの色がグレーのケダラクサ。
ケダは地域の名前で、ランカウイ島はケダ州にあるよ。
どれも美味しいのですが、今回はランカウイ島でおすすめのラクサが食べられるお店2店をご紹介します。
Fat Cupid – Cafe & Restaurant
小さなコテージホテルに併設されたレストラン&カフェです。
レストランの目の前にプールがあり、そのプールを囲むようにコテージが建っています。
テーブルにはQRコードが貼ってあり、そこからメニューを見て注文します。
ここは風が通って気持ち良いので、ランカウイの大きな木々を眺めながら料理が出来上がるのをゆったり待ちます。
ここのラクサは、ニョニャラクサ!
爽やかなハーブの香りと濃厚なスープが麺に絡んで、ものすごく美味しいです!さらに殻ごと調理されたふっくら海老とゆで卵やチキンが入っていて具沢山。
麺は中華麺と細い米麺のミックスです。
嬉しかったのは、この麺が器の中で分けられていたこと!
(中華麺エリアと米麺エリアがありました。)
クアラルンプールで食べたニョニャラクサは2種類の麺が器の中でミックスされていて、
それはそれで良いのですが、、、
タマゴは分けられている方が良かったです。
中華麺食べて、次に米麺食べて~。でもってまた中華麺食べて~。ができる喜び。
金額だけで比べたら地元飯より高いけれど、それだけ払う価値がある味です!
雰囲気と合わせて考えたら、むしろ安いかも??なお店です。
~ファッドキューピッドのトイレ情報~
ホテルに併設されたレストランのトイレなので、手入れがきちんとされていてキレイです。
LAKSA POWER
空港からパンタイチェナン方面に行く時に、道路脇にずらりとラクサ屋台(?)が並んでいます。この屋台の向こう側はビーチになっていて、乗馬ができたりもします。
そこのラクサが地元民にも人気で、いつも車やバイクがたくさん停まっています。
大型の観光バスで、子供達の遠足のような団体が来ていることもありました。
ここのラクサは「ケダラクサ」!
ケダラクサの見た目は、魚スープとほぐした魚の身のせいか、グレーっぽい色です。
ニョニャラクサのココナッツミルクの濃厚な味わいと比べると、かなりあっさりした味で、少し酸味もあります。
スープの量は少なくて、お皿で提供するお店もあります。
ケダラクサの中でもここのラクサはスープがものすごく濃厚。
例えるならば、
他のお店のケダラクサのスープは、昔ながらの中華そばのスープ。
POWERのスープは、天下一品のこってりスープ。
くらいのドロドロ感です。なのに味わいはあっさり。
麺は米麺の太麺です。
これが、夢中で食べていて気がついたら終わっているという、
見た目よりも軽く食べられるのと、魚の旨みが濃くてとにかく美味しいです。
あっという間に完食しちゃったよー!おかわりしたい!
ちなみにケダラクサは軽めの量なことが多く、オットはいつも何かしら追加しています。
この時はチキン付きのナシレマを追加注文していました。
~LAKSA POWERのトイレ事情~
ビーチにあるお店なので、近くに公共トイレ(RM1を入り口で払う)があります。
以前行った時はそこを管理している人がものすごくキレイに掃除してくれていたので、リゾートホテル並みにキレイで安心して利用できました。
ランカウイ島公共トイレの中ではダントツにキレイ!(ただし、管理人のマンパワーのおかげ。)
場所はこのあたりですが、同じ場所に何店舗もラクサ屋台があります。タマゴ家は「LAKSA POWER」という名前のお店で食べました。