ランカウイ島でよく見るローカル食堂のスタイルが「Nasi Campur(ナシチャンプル)」。
車で道を走っていると、人だかりのあるお店の看板にはこの名前があることが多いです。
マレー語で「Nasi(ナシ)」は「ご飯」のこと。「Campur(チャンプル)」は「混ぜる」という意味。
日本で「チャンプル」と言えば・・・沖縄のゴーヤチャンプル!
フーチャンプルもかなり好き!
さらに日本には「ちゃんぽん」という言葉もありますよね。
言葉って面白い。
話が逸れました。
「Nasi Campur(ナシチャンプル)」は白いご飯の上に好きなおかずをのせて食べるスタイルです。
タマゴ家では、日本の「定食屋さん」に行くのと近い感覚で食べに行きます。
日本の定食はおかずが別々のお皿に盛り付けられていることが多いけど、
マレーシアのナシチャンプルはワンプレートです。
今回はランカウイ島でおすすめのナシチャンプルのお店をご紹介します。
レストランでの注文方法
自分で好きなおかずをお皿に盛る、セルフサービススタイルです。
①保温容器にご飯が入っているので、自分でお皿によそう。(白いご飯とココナッツミルクで炊いたご飯の2種類ある場合もあります。)
このタイミングで飲み物の注文を聞かれることが多い。(聞かれない場合は自分でピックアップする)
②好きなおかずを選んでのせる。ご飯のお皿に乗りきらない場合は別のお皿にのせる。
おかずは、フライドチキンやカリカリに揚げられた魚、焼き魚、カレー、野菜炒めなどがあります。生野菜やサンバル(辛いソース)もいくつか種類があり。
③空いている席に着くと、お店の人が来てお皿に盛られた内容を見て、いくらか計算してくれる。
④食べ終わったら会計。
最初はシステムが分からなくて、テイクアウト用の会計カウンターに自分達で持って行って、食べる前にお会計を済ませたりしてました。
Restoran Siti Fatimah
ランカウイ空港とクアの真ん中あたりにあるお店です。
こちらにはランカウイ島の郷土料理目当てで行きました。
目当ての郷土料理についてはこちらでご紹介しています。
この日に選んだおかずはこちら!
チキンレッグと野菜カレーとケラブボロノック(これが目当てのランカウイ島の郷土料理)。
ここでは茹でた野菜も数種類あったので、この日は空芯菜(?)を載せました。
全体的にとても優しい味でおいしかったです!お店の方もフレンドリー。
快適に過ごすことができました。
(1枚目のおかずが並んだ写真は、このレストランで撮影したものです。)
リピート決定!
次はナマコスープを食べたい。
Restoran Kak Yan Nasi Campur
こちらは食べる前に自分で会計カウンターに持って行って支払うスタイル。飲み物も自分でピックアップします。
デザートが充実していました!
チキンカレーと野菜炒め。上の方の茶色いかたまりはポテトコロッケです。
このコロッケも美味しかった!
濃いピンクと濃い緑のタピオカ。ココナッツ蜜が底に溜まっています。
スパイシーの後に心に響く甘さ。
次はお粥を食べたい。
HBL Food Corner
こちらの写真は無いのですが、先にご紹介した2店よりもおかずの種類が多かった印象。
四角豆を生で食べることができると知ったのも、このお店。
ツナっぽいものを和えてサラダになっていました。
マレーシア人に人気のサラダみたい!多くの人が選んでいたよ。
結婚式帰りのような家族連れが来ていたり、地元の方にも人気のレストランのようでした。
最後に
ナシチャンプルのレストランは夕方の早い時間には閉店することが多いので、朝ごはんやランチなどの時間に行くことをおすすめします。
また今回ご紹介したお店は全て無料の駐車場があります。
・・・ランカウイ島は道が広いところが多いので、路駐してる人も多いです。
また値段は、フライドチキンはいくら、カレーはお玉ひとすくいいくら、という風に決まっています。
白いご飯にチキンと野菜とカレーのおかずなど3品くらい盛って大体RM12ほど。(写真くらいのボリュームです。)
お皿におかずを5~6品大盛りに盛って大体RM17くらいです。
また、生野菜と一緒に唐辛子などをミックスしたサンバルがあるので、さらにスパイシーを楽しみたい時はおすすめです。
地元民に教わった食べ方は、サンバルと野菜と焼き魚を一緒に食べる!というもの。
ランカウイ島のサンバルは本当に辛いことがあるので、辛いものが苦手な方は注意してくださいね!
・・・ランカウイのサンバルが「本当に辛い」とはどのくらいかというと・・・
パッケージからして辛そうな、ペヤングやきそばの獄激辛くらいです。
もし宗教上の問題がなかったら、この獄激辛やきそばをランカウイ島のマレー人はきっと「美味しい!」と言ってさらりと完食できると思います。
いつも思うけど、マレー人の本気の辛さレベルすごい。