ランカウイ島のビーチについて調べると、「思っていたほどキレイじゃない」という言葉が出てきます。
大好きなランカウイ島ですが、
確かに世界にはもっと透明度の高い海はあって、
日本の長崎県にある福江島の高浜ビーチのほうが透明度は高いかもしれません。
はたして「ランカウイ島の海はキレイじゃない」というのは本当なのか!?
島内の主要なビーチに全て行った結果をご紹介します!
チェナンビーチ(Pantai Cenang)
いつも観光客で賑わっているビーチ。
写真は朝の時間帯で、ビーチを散歩したりジョギングしたりしている人が多かったです。
レストランやバー、リーズナブルなホテルが多いのもこのエリアです。
朝9時頃から日没までは、パラセーリングやジェットスキーなどのマリンスポーツを楽しんでいる人も多いです。
夜になると毎晩、ファイヤーショーが開催されます。
最初は「毎晩!?」てびっくりしたけど
本当に毎晩やってるよ
さすがに雨の日はやっていませんでした
水の透明度は・・・・
季節や天気にもよりますが、青い海と白い砂浜をイメージするとちょっと濁っているかもしれません。
テンガービーチ(Pantai Tengah)
チェナンビーチの南側に続くように広がるビーチ。
砂がとても細かくて、ふかふかサラサラで裸足で歩くととても心地良いです。
チェナンビーチより少し静かかも
こちらのビーチでも、マリンスポーツを楽しむことができます。
波がとても静かなので小さな子供と一緒に遊ぶ方も多いです。
引き潮の砂浜には白い小さなカニが沢山いて、見ているだけでも楽しいです。
さらに、遠浅なので
引き潮時には水に濡れた砂に景色が映って、ウユニ塩湖みたいな鏡の写真も撮影できる場所です。
気になる水の透明度は・・・
波が静かなせいか、チェナンビーチよりも少し透明な気がしました。
ブラックサンドビーチ(Pantai Pasir Hitam)
名前の通り黒い砂があって、白と黒の縞々模様が面白いビーチ。
駐車場から階段を降りていくとビーチへ着きます。
ビーチにブランコがあって、海に向かってブランコを漕ぐ写真が撮れます。
水の透明度は・・・
行った日が曇りだったためか、あまり良くなかったです。
タンジュンルービーチ(Tanjung Rhu Beach)
砂浜から見える島々の風景が素敵な、島北部の広いビーチ。
ここまでのビーチの中では、ここが一番透明度が高いかもしれません。
のんびりした雰囲気でとても好きな場所です。
波打ち際で泳ぐ
白い小さな魚も見えるよ!
ここの砂浜は細かい砂利!
マリンスポーツもできるけれど、砂浜に寝そべってゆったりリラックスしている人の方が多いです。
ただ、砂浜をバギーが走るアクティビティがあるので、
バギーの車輪の跡がついている場所には寝そべらない方が良いです。
また、このビーチのすぐ近くにボートで巡るマングローブツアーの船着場があるので、
マングローブツアーに参加した際はぜひタンジュンルービーチにも訪れることをおすすめします。
パシールテンコラビーチ(Sandy Skulls Beach)
島内の主なビーチで、透明度が一番高いのはここ!!
これまでご紹介したビーチの中では一番小さな場所ですが、青い海とキレイな砂浜があります。
ちなみにこのビーチは英語で「Sandy Skulls Beach」という名前。
なぜスカルかというと、
昔々、対岸に見えるタイのタルタオ島が流刑地になっていたそうで、
その島を脱出する人が溺れて流れ着いたのがこのビーチなのだとか・・・
今は穏やかな雰囲気のキレイなビーチです
番外編:ボートかジェットスキーで行けるビーチ
ランカウイ島内のビーチでは物足りない方へおすすめなのが
アクティビティか船を使うこと!
ランカウイには99の島があります。
ランカウイ島からボートやジェットスキーを使って移動すると、
びっくりするくらい透明なビーチに行けることが多いです。
ボートで10分くらい行くだけで
ものすごく透明なビーチがあるのが不思議
アイランドホッピング
近くの島々を、自分で運転するジェットスキーで巡るツアーと、船長が運転してくれるボートで巡るツアーがあります。
このツアーでは観光スポットを巡り、最後にランカウイ島から程近い小さな島に寄るのですが、
ジェットスキーで行った島も、ボートで行った島も、海の中が全部見えるくらい透明なビーチでした!
そして、アイランドホッピングのツアーは、チェナン通りのショップやホテルで予約することができます。
ジェットスキーツアーは最初に陸上で10分くらいレクチャーがあって、
その後、海でジェットスキーに乗ったらいきなり最初の目的の島まで30分くらい自分で運転します。
免許は特に必要ありませんでした。
ジェットスキーツアーは、参加メンバーによってかなり雰囲気が変わりそうで、
タマゴ家が参加したツアーは
マレーシアの若者グループ、マレーシアの若者カップル、日本人の中高年夫婦(タマゴ家)という、
マレーシア人の平均年齢と日本人の平均年齢をそのまま表したかのような構成の10人くらいのチームだったのですが、
若者たちはスピードを出して遊ぶことが楽しい様子で、
タマゴ家は、若者たちに遅れずに付いていくことでかなり必死だったことは良い思い出です。
運転は私!
ちなみに、見かねたガイドさんが途中で運転のコツを教えてくれたので、ツアー後半は運転も景色も楽しむ余裕ができました。
ジェットスキーは
ゆっくり走る欧米人メインのグループもいたな
プライベートボート
テンガービーチからボートに乗って近くの無人島へ連れて行ってくれて、
数時間後に迎えに来てくれるツアー。
釣りをする人も、島でのんびり過ごす人もいるようです。
プライベートボートは
このエリアにあるショップで予約をすることができます
Cenang Hill Water Sportsという名前だよ
料金は1隻4時間でRM600!
まとめ
ランカウイ島のビーチは砂利ではなく細かい砂の場所が多く、
波で水中に砂が舞ってしまうことも、透明度があまり高くならない原因のひとつなのかなと思っています。
また、雨季の8月と乾季の12月では太陽の位置が違うため、海の色や空の色も少し違うような気がします。
太陽の位置が高い8月の方が海は鮮やかに見えるような気がします
乾季真っ只中の1月下旬ごろからも
海も空も鮮やかになってくるように思ったよ
ランカウイ島は、車を使えば一日で島内をぐるっと1周できてしまう広さなので、
初めてランカウイ島を訪れた時、各ビーチでのんびり過ごしながら島内の主要ビーチを2日に分けて巡りました。
同じ島内でもビーチによって雰囲気が違うので、色々巡ってお気に入りのビーチを見つけてみてください。